病棟付きの看護師だったため、休みも不規則で、なかなか彼氏ができなかった
医学会ではいまだに封建制度がはびこっており、医師たちは、看護師を見下していた
彼女は容姿も優れてよく、スタイルもよかった
世間的に言えば、彼氏の一人や二人いてもまったくおかしくはなかった
事実、患者たちからは、モテモテだった
ある日、ある患者から退院間際に、デートに誘われた
年下だがいい男だったので、付き合ってみることにした
しばらく付き合っているうちに、いつしか彼女は、彼のことを真剣に考えるようになった
将来、彼と結婚することまでも考えるようになった
この頃から、彼女は彼に対して献身的に振舞うようになっていった
デートの時には、食事代などは彼女がすべてを支払い
ホテル代も彼女が負担し
ベッドの上では、彼にたっぷりとサービスをした
SEX以外は、まるで母親が子供に対してする愛情の注ぎ方そのものだった
もともと看護師なので、患者に献身的に奉仕するのが仕事ではあったのだが、彼が年下ということもあって、異常なまでに愛情を注いだ
彼女はこの恋に自分の人生をかけていた
しかし、彼にとっては彼女のことがだんだんうっとうしくなってきていた
すべてが子ども扱いで、自分の主張が認められたことがない
自分でもできることまで、彼女がやたらと世話をやいて、すべてやってしまうからだ
やがて、彼は彼女に会うのを避けるようになっていった
もともと、彼女の休みが不規則だったので、口実をつけて避けるのは自然なことだった
彼女がそのことに感づくのには、そう時間はかからなかった
ある日、彼女はラブホで、彼に詰め寄る
「私は真剣なのよ!あなたは私のことをどう考えてるの?」
彼は言った
「君は僕の母親じゃない!僕にもっと自由をくれよ!」
彼女は彼に愛されたいと思うあまりに、あまりに彼に近づきすぎたのだ・・・
彼女にも、そろそろ、彼との関係を見直す時期が来ている
適当な距離を保つべき時期が・・・